講演会に参加して

昨日の野波ツナさん講演会が開かれたイーブルなごや(旧名古屋女性会館)は県内では大きな施設で、子育てに関する勉強会やワークショップがたくさん催されていて、過去に私も子どもと一緒に参加したことがありました。今回のツナさんの講演会に行ってその頃のことを久しぶりに思い出したのは、会場に何人かの小さなお子さま連れの方がいらしたからです。たまたまお子さま連れのブース?のような場所と私の席が近かったものですから、(お子さまたち全然騒がないおりこうさんで驚きました。)昔の私のように子育てに奮闘しながら、でも一番身近で頼りになるはずの夫がアスペルガーで、奥さんにとってはまるで大きな子どもとのダブルパンチで、孤独な苦しい毎日だろうなぁと、その方々を見ながらふと、やるせない気持ちになりました。それでも昨日のような場に参加できたことで、前向きに、気持ちが明るくなったとは思うのですが。やっぱりうちはもう子どもが二十歳を過ぎていますから、今は楽勝といいますか、夫がアスペルガーだからといってそこまで影響されることはなくなってきました。カサンドラにもひどい時期とそうではない時期がありますね。個人差はありますが私は子どもが小さい頃、(0歳から小学生になるまでくらい)が一番きついんじゃないかと思います。あとは旦那さんのアスペルガーのタイプにもよりますね。私の印象ではツナさんの旦那さんであるアキラさんは穏やかなタイプだと思います。アスペルガーには攻撃型と受動型があるようで、うちは確実に攻撃するタイプです。いわゆる敵認定で、俺のことを否定するヤツ、俺のなにもかも気に入らないんだろっ!だったら出てけコノヤロー!て感じです。実際に何度もそう、言われました。もちろんそれはアスペルガーの独自の特性が影響しているからですが、知らずに何度も言われていると本当に自尊心を奪われ、息をするのも辛いという状況に自分がなります。攻撃型のアスペルガー旦那さんを持つとカサンドラは猛烈にひどくなりますね。あと核家族と、うちみたいに旦那さんの実家で旦那さんの家族と暮らす、というのでも違いが出るかと思いますし、(私は結婚する時、ちょっと変わった人だから親御さんが側についてサポートしてくださると私がやりやすい、という理由もあり同居を決意しました。他にも理由はありましたが。ただ夫がアスペルガーの場合その両親も何らかの同じ性質があることは明らかなようで、その場合私のサポートはおろか、家族全員が私を敵とみなして私は針のむしろ、より救いがない、という結末になります。)ツナさんのように早い段階で良い発達障害専門医と出逢い、(宮尾先生のことです。)カサンドラの回復に向けてのカウンセリングを始められる、というのと残念ながらたとえ専門の医師でもカサンドラを知らなくて全く話にならなかった、というのとではカサンドラのひどさもまた、違ってくるはずです。(私の思い込みですが地方より東京の方が良い専門医に当たる確率が高く、また同居率も低いし閉鎖的な環境でもないので、気晴らしにショッピングやおしゃれなカフェに行ったり、なんて楽しめるんだけど、田舎でカサンドラになると本当に逃げ場がなく、大変だと思います。)それから私なんかはこの先年を取っていくばかりなので、これは昔から言われていることですが夫が定年になり家にいるようになると息がつまる、なんてのも視野に入れないといけません。またその時になるとカサンドラもひどくなるのかな、と思っていますがこのように、カサンドラと一言でいってもその年齢や住まい、状況、旦那さんのタイプによってもさまざまで、もしかしたらそれに応じての対処の仕方があるのかな、と今回考えました。それでもどんな状態にあってもやはりこのように知識を持って、大勢で共有してひとりではないという自信。これを忘れなければなんとか乗り切っていくことができると確信を持ちました。カサンドラになる人たちって皆さんモラルがしっかりされていて、頭脳明晰なタイプなんだなぁと今回会場で眺めて思いました。(私はともかく笑)そういう、タイプだからきちんとした理論があって、原因が分かれば強いんだと思います。台風も無事寄せ付けず会を終えられたしね。ツナさんもおっしゃられていましたが自分自身の魅力を大事にして、自分を一番大切にして、残された人生の時間を楽しくやっていこうと思いました。たくさん学ばさせていただき、本当に今回もありがとうございました。
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by 20170411mai | 2017-10-29 19:12 | カサンドラの妻 | Comments(0)